村上工務店の家づくり
間違っていた?家づくり
数年前のこと、学生時代の友人N君に20数年ぶりに会いに行きました。
旧友に会うのも楽しみでしたが、彼からの年賀状で見た、3年前に新築したばかりの立派な自宅を見せてもらうのも楽しみにしていました。
職業柄、色々な家を見てきましたが、N君宅はそれはそれは立派な邸宅で、屋敷とよべるぐらい大きく、豪華な日本建築の素晴らしい邸宅でした。
その晩は、その立派なN君宅に泊めてもらい、飲みながらお互いの近況を語り合いました。
そこで私は、N君から衝撃の真実を聞かされました。
家を建てるまでのN君は、自分の手で立派な住宅を建てるのが夢で、それが仕事のモチベーションともなっていました。
家族全員の笑顔を夢に見て、毎日、夢のマイホーム実現に思いを巡らせ、仕事に精を出していたそうです。
そして、とうとうその夢が実現する時が来ました。
住宅ローンも思いの他借りることができ、念願のマイホーム建築に取り掛かりました。
夢のマイホームは、それはそれは立派なものになりました。
部屋数もさることながら、建材や建具も最上級クラスのものを使用しました。
出来上がった時のN君は、もう天にも上る気分だったそうです。
ところが、素晴らしい家を建てたはいいのですが、その後はローンの借り過ぎが災いし、返済に追われる日々。
幸せ気分を味わえたのはほんの一瞬で、ほんとうに大変なのはここからだったのです。
乗用車も売り払い、家族での外食も行けなくなり、晩酌も控える毎日で、今もローンの支払の事で毎日頭がいっぱい。
家族の幸せを夢見て建てたはずマイホームが、毎月の返済が逆に手かせ足かせとなって、結局は家族全員が辛い日々を過ごしてしまっていると言うのです。
私はとても考えさせられました。
私のお客様も、家族の幸せを願って念願のマイホームを建築されます。
私もお客様の為にと、出来る限り精一杯の事をさせて頂いているつもりだったのですが、果たしてそれが本当にお客様のためになっているのだろうか?いい家を建てるがために予算オーバーになって、ローンの返済に苦しまれてはいないだろうか?入居されてから幸せに暮らして頂いているのだろうか?
これまで、お客様の家の使い勝手は考えたことはあっても、その後のローンの支払の事まで考えたことはありませんでした。
私は家づくりは、ご家族の幸せづくりだと思っています。
でも、家だけのことを考えていても、家づくりはできても、ご家族の幸せづくりはできないのではないかと考えるようになりました。
家づくりに思うこと
物事にも何にでも順番があります。家づくりにも、もちろん順番があります。
まずは予算です。
ここを間違うと、後でN君の様な事になりかねません。
村上工務店では、お客様の未来も一緒に考えながら、絶対に無理のない予算でのご提案をさせて頂いております。
私のお客さんとなって頂いた限り、N君の様に、「いい家は建てたけど、家づくりは失敗だった!」と思わせる事は決してしたくありません。
村上工務店では、「お客様に幸せになって頂くための家づくり」をご提案させて頂きます。
弊社のお客様にはずっと笑顔でいて欲しいから、家づくりで失敗はさせません。
宜しければ、村上工務店にお客様の家づくり/幸せづくりのお手伝いをさせてもらえませんか。
株式会社村上工務店 代表取締役 村上浩治